肩を叩くと固まります!

肩を叩くと固まります!

こんにちは、京都市 西京区 上桂さくら整骨院の治療師の内田です。

 

 

いよいよ年末年始ですね!

ご実家に帰省される、または離れていた家族や親せきがお家にいらっしゃる方は多いのではないでしょうか。

 

僕が小さい時、お正月におばあちゃんの家へ行った際に肩たたきをして喜んでもらったことがあります。

とっても良い思い出…なのですが、実は肩こりは叩くと逆に硬くなってしまうって ご存知でしたか?

 

 

筋肉には防御反応というものがあります。

以前に院長がストレッチについて記事を書いていましたが、この中の伸ばしすぎるといけませんよ~という部分と似ています。(気になる方はリンク先の記事を読んでみてくださいね♪)

防御反応というのは、筋肉に対して強い刺激・急激な刺激が加わった時に、反射的に身体を硬くして身を守ろうとする生理的な反応のことです。

突然のことだと、身体はその刺激が良いか悪いかが分からないのでとっさに身を守ろうとするんですね。

これ自体は生きていくために必要なことなので、決して悪いものではありません。

この反応があるので、転んだり事故をした時に内蔵や身体の深部を守れるんですよ!

 

 

ただし、筋肉を緩めたいのならば話は別です。

僕たちの治療では患者さんの筋肉を緊張させないように、腕や足の持ち上げ方や身体への触れ方の練習をするくらい、突然に刺激を加えないということは大切なんです。

 

拳や棒などでドンドンと強く叩いたりすると、筋肉は自らを守ろうとして固くなります。

ガリガリと強く擦るのも同じです。

それを長期間繰り返すと、筋肉が変性してしまって、もう治療をしても緩まないようなガチガチの筋肉になります!

こうなると元には戻るのは難しくなってしまいます。

 

 

また、首の周囲は神経や血管がたくさん走っています。

 

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リンパを流すぞ!と指やツボ押し棒などで刺激を繰り返すと、頸動脈という血管の反射で血圧が下がり、失神や心肺停止につながったケースも…。

なので、この周囲は不用意に触らない方が良いですね。

 

 

肩を叩くのは、あくまで家族のコミュニケーションにして、肩こりを改善させるには筋肉の治療だけではなく、根本にある骨格の歪みから骨盤矯正をして治すことが必要です。、しっかりと骨盤矯正治療をしていきましょうね!

 

骨盤矯正治療ではどんなことをするのか、ごらんください⇒⇒詳細はこちら