新生活でぎっくり腰に!
こんにちは、京都市 西京区 上桂さくら整骨院 院長の松本です。
ゴールデンウィークも終わり、5月も後半にさしかかっていますね。桂駅や嵐山線の中でも新入生・新社会人の方をたくさん見かけます。
ところが、当院ではこのところ、新入生や新社会人のぎっくり腰、肩こりからのひどい頭痛、寝違え、腰痛が悪化した患者さんが増えています。
みなさん、新しい生活に入って仕事の量や部活動・勉強時間の増加にともない、段々と身体の痛みが強くなってしまったようです。
・最初は我慢できるかな?と思っていたけれど、何日も痛みがひかない。
・同じ動作の時に繰り返し同じような場所に痛みが出る。
・湿布を貼ったり塗ったり、サポーターを着けたりすることが毎日のようにある。
・休みの日にも痛みを感じる。
このようなことに覚えのある方は要注意です。
慣れないことをしたからかな?仕事や部活・学校に慣れたら治まるかな?と思ってしまいがちなのですが、実際に慣れて痛みが治る方はほとんどおられません。
「痛みがその後も続く、悪化する」または「痛みを感じにくくなったな…と思っていたら急激に痛みが増す」という方が大半です。
そなぜなら、 「慣れていないことをしたから痛くなった」のでは無いからです。
本当に慣れていないから…という理由であれば、何週間も痛みが続いたりはしません。
せいぜい1日2日で治まりますし、程度もだるいな・しんどいな程度のものです。
元々の身体の使い方のクセが新しいことを始めたのをきっかけに悪化して痛みが出た、が本当の理由です。
ずっと立ちっぱなし・座りっぱなし、重い物を持たないといけない、中腰が続く…偏った使い方は色々ありますが、原則正しく身体を使っていれば痛みが出る可能性はとても低くなります。
・使い方の偏り(仕事、学校、育児、部活等)
・使い方のクセ(身体のゆがみ、姿勢の悪さ等)
・日々の疲労の蓄積(寝不足、栄養不足、加齢、筋肉量の低下等)
これらがかけ合わさって身体に痛みを生じさせます。
ですから、今と同じ環境下にいて、同じ使い方のクセを持ったままだとどんどん痛みが悪化してしまいます。
感じ方が鈍くなり、一時的に痛みを感じなくなったとしても、その間に身体にかかる負担の量は変わりませんから、知らないうちに重症化しやすくなり更に危険です。
もしもご自身、家族の方でこのようなことに覚えのある方は、悪化しないうちに一度ご来院ください。