身体の寿命は〇〇歳 前編
こんにちは、京都市 西京区 上桂さくら整骨院の京田です。
初めて来られた患者さんがよくおっしゃることの中に「若い時はこんなことなかったのに」「歳だから治らなくなった」「やっぱり〇歳になるとダメですね~」といったことがあります。
同じように感じた経験のある方は、おられるのではないでしょうか。
ですが、例えば50歳の方が何人かおられた時に皆さん同じ年齢に見えるでしょうか?
おそらく人によっては見た目や身体能力などは大きく異なりますよね。
この差は実は、生活環境と治療の有無が関わってきます。
まず、人間には何をしても大丈夫!無敵状態!というような期間が誰しも存在します。
これがいわゆる成長期が終わるまで(0歳~22歳程度)です。
この時期はバリバリと新しい細胞を作って身体を成長させているので、新陳代謝が異常に良く、多少のケガや不調は「ついでに」一緒に治してしまえます。(ですから、子供さんの腰痛や肩こり、身体の痛みが続くことは大人よりも事態が深刻ですよ!)
なので、「昔はすぐに治っていたのに!」と、学生時代と比べて落ち込む必要はありません。
ただ単に、その期間は一生の中でも特別なボーナス期間だっただけの話です。
そして、成長期が終わると本来の自分になります。
本来の自分になった時、身体の使い方、習慣、日常生活でかかる負荷の量、筋肉量、性別、ストレス、運動の習慣、睡眠の時間や食生活など様々な要素が「成長期の回復力」というフィルターを通さずに身体へ影響します。
ただし、この時点ではまだすぐに痛くなったりはしません。
何となくしんどいな…だるいな…から始まります。でも、少し前まではちょっと置いておけば治る身体だったので、「今度も大丈夫だろう」と油断してしまいます。
そうして、身体の痛みの原因は着々と蓄積していきます。
この続きはまた次回にお話ししますね!