つらい冷えの原因は?

つらい冷えの原因は?

こんにちは、西京区 上桂さくら整骨院の京田です。
ここ数日、かなり寒くなりましたね。通勤時、上桂の駅で電車を待つのが辛くなってきました。
毎年、こんな季節になると患者さんから相談されるのが「手足が冷えて眠れない」「感覚が無くなったり、痛くなるほど指先が冷たい」というものです。
痛くなったり、眠れない程冷えてしまうのはさぞお辛いと思います。

ですが皆さん、なぜ手足が冷えてしまうのか、ご存じですか?

 

まず、人間の身体で最も熱を産生するのが筋肉

 

次いで肝臓、その次が胃腸です。
筋肉による熱の発生はとても強力です。寒い時に身体がブルブル震えるのは、筋肉を震わせて動かし、熱を作る為の生体反応なんです。
他にも肝臓は筋肉に由来せずに代謝を高めることによって熱を作ったり、胃腸は食べ物の消化で熱を作ったりしています。
つまり、基本的に熱を作る器官は身体の中心部に集中しているのです。
そして、作られた熱を運ぶのが血液です。手足の隅々まで酸素や栄養、そして熱を運びます。血液の働きはすごいですね!
ですから、身体の冷えを取りたい場合は、冷えた場所をただただ温めるだけでなく、これら全てを考慮していく必要があります
血の量そのものが足りない(貧血など)、肝臓や消化器なと内科的疾患がある場合は、まずそちらを治しましょう。
内科的疾患は何も無いけど、それでも冷えてしまう…と言う方は、主に筋肉・骨格が原因です。

 
①筋肉量そのものが少ない、または動かす量が少ない、コリがある。

これは両方組み合わさっている患者さんが多いですね。
さっきもお話したように、人間はブルブル震えてまでして筋肉を動かし熱を作るのですから、座ってじーっとしていてるだけでは当然、身体全体の熱量は不足しています。

 

内蔵など生命維持に必要な組織がたくさん詰まっている胴体や頭に熱や血液を優先的に回していくため、手足などは後回し…その結果、冷えます。そして、末端にいくまでの部分にコリがあると、ますます血行が滞ってしまいます。

 

 

②身体のゆがみがある。

血液が正しく流れていくのを骨格のゆがみや筋肉のコリが邪魔をしています。水撒きのホースが変に折れ曲がったり、踏んづけられているようなものだと思って下さい。

この場合は、こむら返りや足の痛みやだるさ、むくみなどを伴っていることが多いですね。

思い当たりませんか?

 

身体がゆがんだり筋肉がこったりすることで表れる症状は、痛みの他にもこういった冷えという形で出ることも。
寝られないほどの冷えも、骨格や筋肉のゆがみからみていくことで改善するケースはたくさんありますよ!!

 

詳しい症状のチェックリストはこちらにあります⇒⇒詳細はこちら