ストレッチの基本 後編
こんにちは、上桂 さくら整骨院 院長の松本です。
前回に続き、ストレッチの基本について、今日は実際におこなう際のコツをお伝えします。・
・
・
ストレッチをおこなう際のコツですが、大きく分けて3つあります。
・
・
・
1つ目はリラックスできる環境でおこなうこと。
立ったままや無理な姿勢だと筋肉が緊張し、かえって逆効果になります。この場合は、寝た姿勢や座った姿勢が良いでしょう。
立ったままなどで転倒の恐れがあると、無意識に身体が硬くなってしまいます。
また、あまり複雑な姿勢だと、身体の硬い方はそれだけで負担になりますから無理は厳禁です。
・
・
・
2つ目は、伸ばしすぎないこと。
一般的に痛気持ちいいと言われるレベルは、実は伸ばしすぎです。
・
・
・
・
・
図のように、伸ばしすぎたり、急激に力を加えては返って筋肉は固まります。
ですから、そっと伸ばし始め、頑張ればもう少し伸ばせるかもしれない!という1、2歩手前くらいで止め、20秒~30秒程静止します。
そして、そっと元の姿勢に戻りましょう。
・
・
・
3つ目はタイミングです。
例えば、「寝起きに痛みがあるのでケガ防止の為にストレッチをしましょう」と指導する際に、一番注意しているのがこの部分です。
寝起きの場合なら、目が開いた次の瞬間です。起き上がってトイレに行ったり顔を洗ってから…ではだめです。
起き上がったその時が痛いなら、その前にストレッチをしなければ意味がないのです。
ですから、スポーツの際も準備運動をしっかりおこないましょう。
・
・
・
当院では、患者様の生活環境や症状をみて、日常生活での過ごし方をそれぞれに指導しています。
今回は基本的なことに関してお話しましたが、お身体の状態によってもま適切な対処は変わってきます。
気になる、あるいは痛みが続いている場合などはご相談ください⇒⇒
・
・
・