ストレッチの基本 前編
こんにちは、上桂さくら整骨院 院長の松本です。
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患者様の自宅での過ごし方の指導の中で、ストレッチのお話をすることがあります。
その患者様の症状に適したものをお伝えするのですが、今日はストレッチをおこなう際の基本的な知識についてお話しします。
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まずは、ストレッチをしてはいけない場合について、です。
ストレッチとはみなさんご存じのように、筋肉を伸ばすことで緊張を取り緩めることです。
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患者様から質問される中に「ストレッチでギックリ腰や寝違えは治りますか?」というものがありますが、残念ながら治るケースはほぼありません。
ギックリ腰や寝違えは関節の捻挫です。
関節の捻挫は周囲の筋や腱に傷が生じている状態ですから、不用意に引き伸ばせば傷口を開く可能性がありますので、止めてください。
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また、傷が固まった後の筋のしこりも、ストレッチでの緩和は難しいでしょう。
傷の固まった跡は適切に処置をしなければ次のケガへとつながりやすくなりますから、この場合も無理をせず治療を受けましょう。
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原則、痛みが発生している状態というのは多かれ少なかれ筋肉に損傷部分があったり、または関節のズレが生じてしまっていますので、ただ筋肉を伸ばすだけでは手遅れなケースが大半です。
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「肺炎やインフルエンザになりましたが、手洗いうがいで治りますか?」というようなものをイメージしてもらうと分かりやすいでしょう。
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ストレッチをしていても治らない…とお悩みの方は、実はすでにケガに発展しているということです。その場合はこちらをご覧ください⇒⇒
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ただし、ストレッチは痛みやケガの予防としては有効です。
正しくおこなえば、より良い生活の手助けとなります!
次回はそのコツについてお話ししますね。
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