交通事故、保険会社に交渉するときの心構え ~前半~

交通事故、保険会社に交渉するときの心構え ~前半~

こんにちは、京都市西京区上桂にあるさくら整骨院です。

 

今回は、

「保険会社相手に交渉するときの心構え」についてお話します。

 

夫を交通事故で亡くしましたが、加害者はお通夜の時に一度来ただけで、後は音沙汰なしです。

ところが、数日前に、突然保険会社から電話連絡があり、示談について話をしたいと言ってきました。

近々保険会社の人と会うことにしましたが、加害者は保険会社に任せきりのようで不愉快です。

また、保険会社の人は専門家でしょうから、示談のことを何も知らない私など、上手く丸め込まれてしまいそうで心配です。

保険会社の人と話し合う場合に、どういうことに注意して交渉したらよいか教えてください。

 

事故の程度や背景は違えど、このようなケースは少なくありません。

そこで、保険会社の方と交渉する前に出来ることをお伝えしますね。

 

梅津松尾嵐山交通事故弁護士事前に準備をして冷静に交渉する京都市西京区上桂交通事故

交通事故にあった被害者のほとんどは、それまで示談といぅ言葉ぐらいは知っていても、実際に示談をしたことなどないでしょう。前項で解説したように、最近では示談代行付の任意保険に加入し

ている加害者が多く、保険会社の社員が加害者に代わって示談交渉に出てきます。

 

最初から、弁護士に交渉を任せたり、友人や知人に示談に詳しい人がいるならともかく、自分一人で示談のプロである保険会社の社員と交渉しなければならない被害者の不安は、よくわかります。

しかし、示談交渉まする以上、被害者も保険会社の社員に負けないつもりで、交渉の席についてください。

交渉を始める前に、被害者側の心得ておくべきこととして、つぎの4つのことが重要になります。

むち打ち事故治療保険会社を恐れるな

上桂松尾嵐山交通事故冷静に交渉する

むち打ち事故治療事前の準備を怠るな

上桂松尾嵐山交通事故保険会社の言いなりになるな

この4つさえ心得ておけば、保険会社との交渉も怖くはありません。

 

 

示談交渉に当たっての被害者側の4つの心得のそれぞれについて、前半と後半に分けて詳しく解説していきます。

 

前半は、「保険会社を恐れるな」です。

被害者の中には、示談交渉に保険会社の社員が出てくると、彼らに上手く丸め込まれるのではないかと心配する人がいます。

しかし、保険会社を恐れる心配は、まったくありません。

むしろ、交渉相手の保険会社は私に賠償金を支払いに来てくれるのだと、気楽に考えましょう。

ちょっと考えてみてください。

加害者が任意保険に加入していなければ、保険会社は示談にやって来ません。

そんな場合は被害者にとって哀れです。

下りる保険は強制保険だけですから、死亡事故でも最高3000万円しか保険からは受け取れません。

被害者の損害額がそれ以上のときは、加害者との直接交渉です。

しかし、加害者に資力がなければ損害を支払ってもらえません。

 

以前には、死亡事故を起こした加害者から金がないので強制保険のほか3000万円を毎月5万円の分割で示談してくれと言われたケースがあります。

その点、任意保険に加入している場合は安心です。加害者に資力がなくても、実際に支払うのは保険会社ですから、正当な賠償金は支払ってもらえます。

しかも、交渉相手は保険会社ですから賠償額の査定が低いという不満を感ずることはあっても、事件屋や示談屋のような犯罪的で悪質なことはしません。

まずは、保険会社が考えている賠償額とその計算の根拠を聞いてみることから始めてください。

 

当院には、交通事故専門の弁護士がいますから、気になる事や困ったことを相談することもできますし、

交通事故の症状に合わせて治療できますので、さくら整骨院に一度ご相談ください。

 

前半はこれで以上です。

後半の部分については次回お話しますね。