寝違えがこの時期に多い理由とは?
こんにちは
京都市西京区上桂にある、さくら整骨院です。
前回はこの時期に多いぎっくり腰についてお話しましたが、今回も引き続き季節の変わり目に増える、症状についてお話します。
今日は、首痛・寝違えについてです。
寝違えの痛みは多くの方が経験されているのではないでしょうか?
首の動きが制限され、首を動かすだけで痛いので家事や仕事にも大きく影響しますよね。
寝違えの痛みは、時間が経つと落ち着いてくるので大丈夫!
と、何も処置せずにそのままにしていませんか?
実は、寝違えのたびに放っておくと段々状況が悪くなってくることがあります。
そうならないために、寝違えの原因や、寝違えてしまった時にどうすればいいかお伝えしますね。
そもそも寝違えとは何なのでしょうか?
寝違えとは、首の周囲の筋肉や靭帯などの急性症状の一般的な総称です。
朝起きた時に首を動かすだけで強い痛みがあったり、場合によっては、肩や背中まで痛かったり、
頭痛がでて来院される方もおられます。
寝違えが起きる主なきっかけは自覚がある方もおられるかもしれませんが、
睡眠時の姿勢にあると言われています。
ではなぜこの時期に多いのでしょうか?
寝姿勢に加えて、季節の変わり目で、寒暖差も大きい点が上げられます。
夜から朝が冷え込むので、寝る時に布団を首までかぶるには暑くても、
かぶらないと夜中に首肩周りが冷えてしまいます。
もう一点は、過労や泥酔状態で、寝返りの減少です。
飲み会や生活環境が変わる方が多いこの季節、
通常は寝ていても体勢が苦しければ、無意識に寝返りを打つことで、
首や肩の一部分だけに負担がかからないようにできるのですが、
そもそも寝ている場所が狭かったり、お子さんと一緒に寝ていて、
思うように寝返りが打てない、枕が合わないなどで、
不自然な状態が長く続いたりして、翌朝起きたら首が痛い…
と来院される方が多いです。
過労や泥酔状態では寝返りがほとんど打てないことが多く、
長時間首や肩の筋肉や靭帯に負担がかかり続けて、傷めてしまうのです。
ただ、気を付けていても寝違えてしまうことはありますよね。
どのように対処すればよいのでしょうか?
まずは
安静です
痛みが激しい場合は、無理に動かさないようにしましょう。
冷やします
寝違えは、炎症ですので、痛みや、熱感がある場合はまず冷やします。
氷や、保冷剤などで冷やしましょう。
早く治すために、やってはいけないことも気になりますよね。
注意事項としては、
炎症、熱感がある間は温めると、かえって悪化する可能性があるので、
お風呂に入る場合はシャワーか、湯船つかるとしても、短めです。
痛みがあるうちは、自己流のマッサージやストレッチは、
かえって状態が悪くなって痛みが増す可能性があるのでやめましょう。
症状が落ち着くまでは過度な飲酒も控えましょう。
酔って寝てしまうことで、さらに寝違えてしまうこともありますし、
あったまって、炎症が悪化したり、痛みを強く感じる場合があります。
寝違えて来られたかたのお話をよくよく聞いてみると、仕事や家事で忙しくされていることが多く、
身体の回復が追い付いていない方が多ように感じます。
そもそも、姿勢が悪かったり、仕事や家事で、普段から首や肩、背中周りに負担がかかっている方が多いですし、
検査をしてみても、一日寝る姿勢が悪かっただけでなるような筋肉の硬さ、
損傷具合でない方が多いです。
あくまで、寝姿勢が悪かったというのはきっかけに過ぎず、こういった身体の歪みや、
偏った使い方などが根本的にあってそれが積み重なって首にそのしわよせがきたと思ってもらうと良いと思います。
なので、放っておかずに、適切な処置を早いうちにすることをお勧めします。
当院では、身体を根本から改善させて、傷めにくい身体づくりをするための治療を行っていますので、
繰り返す首の痛みや寝違えでお困りの方は、一度ご相談くださいね。