◎腰痛ベルトの選び方
こんにちは、京都市 西京区 上桂さくら整骨院です。
今日は腰痛ベルトやコルセットについてのお話です。
ヘルニアや坐骨神経痛と腰痛だったらベルトの種類は変えた方が良いの?
など、様々な質問をいただきます。
結論から言うと、腰痛ベルトはなるべく巻かない方が良いものだと思ってください。
上桂さくら整骨院でも、「腰痛ベルト」に近いものを一時的にお貸しする場合もあります。
ただし、それにはいくつかの理由があります。
そもそも、腰痛ベルトと呼ばれるものは大きく分けて2種類です。
一つ目が、関節の動きを制限することがメインのもの。
金属のプレートなどが入っている硬いものです。
これは椎間板ヘルニアや、背骨の一部分を骨折した時など、背骨を動かしてしまうと危険な状況で使用されます。整形外科などで処方されます。(整形外科と整骨院の治療の違いについてはこちらをごらんください)
型取りをしたりして、専用のものを作る場合もあります。
いわば、取り外しのきくギプスだと思ってもらって結構です。
もう一つがゴムや布製のもので、締め付けることによって患部の内圧をあげることがメインのもの。メッシュタイプや、保温効果がありますと記載してあるものもあります。
スポーツをしている方が取り入れて使用している場合が多く、市販品の大半がこういったものです。整形外科でも、上記のような関節や骨の変形が無い場合に出される場合があります。
ですが、「じゃあ、自分の型を取って病院で作ってもらうのが一番良いの?」というわけではありません。
むやみやたらに金属プレート入りのコルセットを着けると、不必要に関節の動きを制限してしまい、かえって腰痛を悪化させます。
骨折のギプスも、折れた骨を動かさないようにギプスをしているだけで、それが何かの予防や改善策ではありません。
むしろ、ギプスを外した後は周囲の関節が動かなくなっているので、関節の動きや筋力を回復させるためにリハビリをするほどです。
ですので、当院では
ぎっくり腰などで腰の筋肉や靭帯の損傷が大きく、自分の体重も支えられないくらいの方
自宅での療養ができないため、仕事や家事の間だけの使用を目的とする方
に対して、関節の動きをなるべく妨げないようなベルトを一時的にお貸ししています。
腰痛に対してベルトで対処することは、本来身体が正しい状態にあれば必要がないことです。
上桂さくら整骨院では、腰痛に対して整体・骨盤矯正治療などをおこない、腰痛の原因から取り除いてベルトなどを使わない身体作りをしています。
もし現在腰痛やぎっくり腰でお悩みの方は、一度ご相談くださいね。
※日曜診療は9時~15時まで、夜間遅くの診療は22時まで(月・水・金)となります。
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腰痛、肩こり専門整体以外にも、
産後の骨盤矯正や、交通事故治療専門治療もおこなっております。