様々な腰痛(後編)
こんにちは、上桂さくら整骨院です。
昨日お話ししていた様々な腰痛の種類ですが、
後編は少し聞きなれない名前もあるかもしれません。
区別がつきにくいものですが、詳しくお話しますね。
・脊椎狭窄症
脊椎の中には脊髄神経を通している穴がありますが、
その穴が何らかの理由(背骨の変形、軟骨が飛び出している、
周囲の靭帯が肥厚してしまった、
他先天的な理由)で狭くなり、
中の脊髄を圧迫してしまっている状態です。
5~10分程度歩くと腰や足に痺れや痛みが出てしまうことが多くみられます。
この場合もヘルニアと同様に、
周囲の組織や背骨に繰り返し負荷がかかり続け、
その過程で背骨以外の部分にも損傷がみられます。
そして、痛みをかばって間違った身体の使い方をするため、
更に身体に負担がかかってしまい、痛みが増すケースも。
ですから、そういった筋肉や骨格の治療をすることで、
症状が改善に向かう方がたくさんおられます。
一般的には脊椎を強く刺激するような骨盤矯正
(ボキボキいわせるもの)などは、
医師から禁止される場合が多いのですが、
当院の骨盤矯正は強い刺激を加えずに骨格を矯正できるので、
受けることが出来る患者さんも多いですよ!
・脊椎すべり症、脊椎分離症
すべり症とは腰の捻挫をした際に滑ったまま戻らなくなってしまった状態。
分離症とは、背骨の一部が折れてしまった状態を指します。
加齢に伴って靭帯や骨・軟骨が弱くなってしまって起こるケースが多いのですが、
激しいスポーツや肉体労働で青壮年にも発生することもあります。
自力で戻らなくなった関節部分を治療することで、
症状が緩和する方が多いです。
骨折をしている場合は、
骨盤矯正等の関節の治療は出来ないことがあります。
ですが、刺激を加えない特殊な筋肉の治療をおこなうことにより、
周囲の筋肉をまず直して痛みを緩和させ、
骨折が治ってから骨盤矯正で関節の治療をする、ということが可能です。
・坐骨神経痛
一般的に、坐骨神経痛と呼ばれている症状の方で、
神経の大きな損傷がある方はとても少ないです。
「レントゲンやMRIには何も異常が写らないし検査には特にひっかからないけれど、
お尻から足にかけて痛みがある」といった症状の総称のように使用されています。
(もちろん、本当に神経絞扼がある方もおられますが、かなり少ないです)
ですから、
腰痛症などと同様に、
骨津版矯正治療・筋肉の治療をして身体の使い方のクセを取り除けば、
改善する方が大半です。
以上がよく耳にする腰痛を伴う疾患の名前です。
身体の中で、こんなことが起こっているんだ!
と理解していただけたでしょうか?
手術をしなければ治らないケースというものもありますが、
実はその手前で改善を望めるものもたくさんあります。(時間はかかりますが)
もしもお悩みであれば、当院で治療をして改善するものかどうか、
一度ご相談くださいね。
それでは、良いお年をお過ごしください。
お知らせ
上桂さくら整骨院では、
腰痛治療、肩こり治療専門の骨盤矯正以外にも
むちうちなどの交通事故治療、
産後の骨盤矯正も受け付けています。
また、当院では、
夜間診療22時、日曜診療もうけつけており、
西京区以外からも、京都は
向日市、長岡京市、
京都市は南区、伏見区、
中京区、右京区、北区、
上京区、左京区、下京区、山科区から
仕事や、家事、育児で治療にいけない患者さんが、
多く来院されていて、
口コミをいただいています。